とらふぐの成長
漁場紹介
美味しい健康なとらふぐを育てるために
漁場では、何10万匹もの稚魚を育成しています。
養殖魚は海中に沈めたいけすでで育成し、そして育った養殖魚(商品)を市場に出荷します。
天然のとらふぐは、釣りや網によって漁獲されますが、養殖に比べると極めて生産量が少ないのが現状で、現在、市場へ供給されているほとんどのとらふぐは養殖ふぐなのです。
その養殖ふぐはどのように育てられているか、ここではそのとらふぐの海面養殖についてご紹介します。
漁場での仕事
給餌作業
「安全・安心」をモットーに生産者は大切に育てます
生産者は、一般に何10万匹もの稚魚を管理し養殖します。
いつもと変わりないか、餌はちゃんと食べているか?水質は?水温は?
稚魚の時は1日に1~3回、成魚の時は1~2日に1回くらいの割合で給餌を行います。
漁場へ移動
いけすへ移動
給餌作業
成長度合い、海水環境などを考慮しながら調整する
検品作業
成育状態などのチェック
作業片付
給餌作業の片付
生簀の点検
選別作業
出荷を見据えて成長に合わせた育て方を行います。
出荷するために、とらふぐを大きさ別に選別します。とらふぐ養殖で行われる、特殊な作業“歯切り”もこの段階で行います。
作業準備
選別作業の準備
船上作業台設置
生簀締め魚駆集等
選別作業
サイズやキズ、形などを1尾ずつ調べながら、出荷用と非出荷用に選別を行う
歯切り作業
出荷中にお互いのとらふぐが噛み合ったりして傷つけないように歯を切る作業を行う
選別作業終了
用途に合わせたふぐの規格毎にいけすを分け、出荷する時に短時間で作業が終了するよう整えておく
出荷作業
皆さんの食卓に鮮度のいい魚を届ける作業です
出荷するために、とらふぐを大きさ別に選別します。とらふぐ養殖で行われる、特殊な作業“歯切り”もこの段階で行います。
作業準備
積込作業の準備
生簀締め魚駆集等
生簀へ接岸
積込作業→出発
出荷魚を活魚運搬船に積込
運搬→到着
活魚運搬
魚の状態チェック
漁場生簀入
漁場到着
ストックポイントとして生簀に入れる
この後は卸業者に渡されて全国へ運ばれていく