とらふぐが食べたい!
ふぐを調理するために
ふぐは危険が伴う魚であるため、ふぐ調理師しか取り扱うことは出来ません
ふぐを調理して取り扱うには、必ずふぐ調理師の資格が必要です。
ふぐ調理師とは、猛毒を持つ魚、ふぐの調理ができる資格を持つ人を指します。
ふぐ調理師資格の取得方法は各都道府県によって異なります。都道府県によって試験合格者に免許を与えるところと講習の受講のみで取得できるところがあるため、ふぐ調理師資格は、各都道府県内のみで有効となっています。
飲食店の場合、ふぐを扱うためには、ふぐ調理師の資格と調理師の資格が必要となります。調理師の資格とは、多くの人に対して食物を安全に調理・提供するための資格で、調理師養成学校を修了するか、2年以上調理業務に従事した後で調理師試験に合格する必要があります。
情報提供:ふぐよし(泳ぎとらふぐ専門店)
〒171-0014 東京都豊島区池袋2-13-8 TEL:03-5951-1929
ふぐ調理師になるには
ふぐ調理師になるためには厳しい試験を通らないといけません
全国で最もふぐ調理師の取得が難しいといわれる東京都では、調理師法に定める調理師免許を持っている上で、下の1.か2.の条件を有しないとふぐ調理師の受験ができません。
- 東京都知事の免許を受けたふぐ調理師の下で、ふぐの取扱いに2年以上従事した者
- ふぐの取扱いに2年以上従事した者と同等以上の経験を有する者
(府県知事が与えたふぐ処理に関する免許を有する者)
とらふぐは東シナ海・黄海及び我が国沿岸のほぼ全域に分布
死亡率が非常に高いふぐによる食中毒
ふつ調理師免許試験では、学科試験と実技試験があります。
東京のふぐ調理師免許の場合、学科試験では、(1) 東京都ふぐの取扱い規制条例及び同施行規則等に関すること。 (2) ふぐに関する一般知識、について問われます。
実技試験の内容 では、 (1) ふぐの種類の鑑別(3分間) ■実物のふぐを5種類出題します。 (2) ふぐの内臓の識別、毒性の鑑別及びふぐの処理技術(20分間)、食べられるものと食べられないものとに内臓を区別し、各内臓の名称を解答、有毒部位を除去し、ちり材料、皮ひき(背皮、腹皮)、刺身(半身)に調理、といった実技試験が行われます。