とらふぐの旅
輸送方法
様々な輸送方法を使って生産者は消費者にとらふぐを届けます。
とらふぐが生産者から消費者にたどり着くまでには、様々な輸送手段を使って運ばれます。
こちらでは各業者がどのような仕事をしているかご紹介いたします。
各輸送方法のご紹介
活魚船
漁場の生簀から引き上げられたとらふぐは、出荷用と非出荷用に選別が行われ、用途に合わせたふぐの規格毎に別の生簀へ振り分けます。
出荷用のふぐはうまく網で誘導し、水タモで掬って活魚運搬船の水槽へ積込を行います。
この際、魚を傷つけないように網を調整するのが熟練の技です。
活魚車
活魚運搬船に積み込まれたとらふぐを、陸で待機している水槽が備え付けられた「活魚車」に積み替えます。
活魚車(25t)1台には水槽が4基搭載してあり、水槽1基当りとらふぐ成魚300~400尾を積み込むことができます。
とらふぐは、クレーン車を使って活魚車へ素速く移し替えられ、元気に活きた状態で運ばれます。
鮮魚〆
活魚車を使用せず運ぶ時は、一旦とらふぐを (刃物等で)〆(しめ)てから輸送します。〆ることでとらふぐの鮮度を保つことができます。
〆られたとらふぐは氷水の中へ入れられて、サイズ毎に箱に入れられ、トラックに積み込まれて輸送されます。
加工品、加工品宅配
加工されたとらふぐは、パックに詰められて小売店や消費者に輸送されます。
チルドは航空便で、冷凍は冷凍車で運ばれます。
活魚パック(車・飛)
活魚パックは、とらふぐを一匹ずつ生きたまま海水が入った袋に梱包して発送する輸送手段です。
活魚パックは1尾1パックに詰められ、原魚約1kg、海水5L/Pにて出荷されます。
活魚パック作製後は、航空便にてすばやく出荷します。
活魚の状態で店着するので、小ロットで活魚を取り扱いたい料理店や魚屋などへも配送が可能になりました。
西日本魚市株式会社 商事部 開発事業課
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