とらふぐの成長
体長5センチから体長40~60センチに。とらふぐはすくすく成長します。
とらふぐは、体長が1年で20~30cm、3年で40cm位、5年で50cm位まで成長し、約10年は生きると推測されています。大きなものは、70cm以上になります。雌は3年、雄は2年から成熟し始め、産卵期は春から初夏になります。沿岸から沖合の砂泥域の底層に生息しており、日本では全国の沿岸各地にいます。エビやカニ、イカ、魚類を食べます。
養殖の場合、稚魚から海面で育成をはじめ、一般に、1年半~2年位の飼育期間で体長が30cm以上、体重が1kg前後になったものを出荷します。
近年、海面での養殖ではなく、陸上での養殖も多く見られるようになって来ました。これを陸上養殖といいますが、海水を常時汲み上げて水を供給する「かけ流し式」と海水を循環させるため山間部でも養殖可能な「閉鎖式循環型」の陸上養殖に大別することができます。